インフルエンザの治療薬で有名なのはタミフルとリレンザがあります。リレンザはタミフルと違い、吸入式の治療薬となっていて治療だけでなく予防にも使用できるという点があげられます。

リレンザについて考える男女

リレンザ製造メーカーとインフルエンザ感染のCRP値

リレンザは、ザナミビル水和物を主成分とする世界初のインフルエンザ治療薬としてイギリスの大手製薬メーカーのグラクソ・スミスクライン社が製造販売するノイラミニダーゼ阻害薬です。リレンザは、吸い込まれた薬剤の粉末が気管に直接作用する為、吸入後約1分でウイルスの増殖を阻害する効果を示すとされ、1日で100万個以上に急激に増殖するインフルエンザウイルスには即効性があり非常に有効とされています。リレンザの作用機序は、タミフルやイナビルと同様にノイラミニダーゼの働きを阻害する事で、増殖したウイルスを宿主細胞内に留めおきウイルスの拡散を抑制します。その結果、インフルエンザの発症の遅延や症状の悪化を抑制するなどの効果が期待出来ます。
インフルエンザは、一般的に1日間~3日間の潜伏期間後に発症し、発症後48時間でウイルス増殖のピークを迎え72時間程度で全身にウイルスが感染しますが、体内で抗体が形成され発症後7日~10日程度で治癒する為、炎症や組織破壊などはほとんど無くCRP値は非常に低いとされています。CRPは、肺炎血球が有するC多糖体と反応する事からC反応タンパクと名付けられ、炎症や組織細胞の破壊が起こると24時間以内に血清中に増加するタンパク質であり、炎症や組織破壊のある病気なら必ずCRP値が陽性を示す為、病気の進行度や重症度、経過、予後経過などの確認や経過観察において重要な指標とされています。インフルエンザは、治癒したと安心していると数週間後に合併症を発症するケースもあるので、特にインフルエンザ感染時にCRP値が非常に高い時には肺炎などの合併症も視野に入れ、より詳しい検査を受ける必要があります。